（前回の　結婚前の「お見極め」①　の続きです）
待ち合わせの時間より少し早めに、私はひとり、元義父母（当時は彼パパ＆彼ママ）の
待つ某高原リゾートに到着。電話をかけると、すでにチェックインを済ませて部屋に
いた彼らが、ロビーまでやってきました。お茶をしながら軽く挨拶をし、いよいよ
「お見極め」開始です。

「〇〇ちゃん（元夫のことです💦）も大変よねえ、急に大切なお仕事が入った
なんて」「くまくま🧸さんも、ひとりじゃ寂しいわよね、私たちと同じお部屋に
してもいいのよ。もともと4～5人泊まれる部屋だし」こんな義母の先制パンチに
固まった私でしたが、どうにか隣部屋で過ごす権利を勝ち取り、やれやれ、です。

でも、それも束の間。元義母は、私の側にぴったりくっついて離れません。部屋に
入って荷物を片付け、敷地内の温泉に行く用意をする私をガン見しながら、機関銃の
ように質問を浴びせ続けます。温泉でも、脱衣所から洗い場、室内風呂や露天風呂、
私が移動するたびに、当然のように彼女もついてきます。
そして・・・上から下から正面から（たぶん背後からも）視線でボディチェック！
着替える時も（パ🔵ツをはく時も　ブ🔵をする時も💦）、お化粧をする時も（お化粧
早くて上手いのね、と言われ💦）、常に熱視線と質問の嵐。体重計にも乗れと言われ、
体重もバレました💦まあ、元義父の分までチェックしないといけないですもんね、
元義母も責任重大だったんでしょうけど、なんだかね💣

やっと部屋に戻っても、すぐに呼び出され、3人で夕食までのお散歩タイム。
夕食も食べたかどうか全く記憶にないのですが、食後はなぜかカラオケ🎤
この方々の息子さんの嫁になるには、選曲のセンスも歌の上手さも必要なのかしら、
そういえば彼もカラオケ上手いよね・・・なんてことを考えながら、普段はあまり
歌わない曲を控えめに歌い、彼らが歌う時は、手拍子したりタンバリンたたいたり。
努力の甲斐あり、そこそこ盛り上がり、最後は元義父のワンマンショー状態で💦
初日の夜は更けていったのでした🌒
（つづく）

今日の、くま🧸。アラサーの頃に、ひとめ惚れして買った版画です。
ぬいぐるみのくまさんが、お絵かきをする姿が可愛い💓
絵に描いた車が赤いのもお気に入り。こんな素敵な絵が描けたらいいのにな✨

くまくま姉さん🧸

「〇〇さん（元夫）と結婚するって聞いたとき、
そりゃあもう、すごい衝撃でしたよ⚡
くまくま先輩、目が腐ってる！！って思いましたよ💣」
離婚を決めたことを話したときのことです。Uちゃんが毒を吐きました。
そして付け足しました。「だから、離婚は想定内です。ちっとも驚きません」
「むしろ、いままでよく続いたな、って思います」

Uちゃんは、花のOL時代の会社の後輩です。
私は社内結婚だったので、Ｕちゃんも元夫を知っています。
Ｕちゃんは、モデルさんみたいにスタイルが良くて、おしゃれで、一見クール。
だけど中身は、熱くて人情派。気が利くし、賢い。そして照れ屋（笑）
お互い、当時勤めていた会社はだいぶ昔に辞めていますが、いまだに仲良しです。
コロナ禍で会う機会が減って寂しい中、先日、久しぶりにアフタヌーン・ティー
しました💓そして・・・紅茶をすすりながら、お説教してくれました（笑）

Uちゃんが言うことには・・・。
人の良い面を見るのは、いいことです。でも、事実を見てください。
先輩、目が腐ってるんですよ。じゃなかったら、脳内変換がおかしいんですよ。
前の旦那さん（って、今の旦那さんは、まだいませんが💦）のときだって、
そうですよ。単に馴れ馴れしい、図々しいだけなのに、気さくだの親しみやすい
だのになってたし。軽薄で何にも考えてないだけなのに、明るいとか（怒）
反省がないだけなのに、前向きだとか。優しい優しいって言ってましたけど、彼が
優しいのは口先だけ、表面だけでしたよ。気持ちも行動も伴ってなかったですよ。
「再婚したーい💓」もいいですけど、その前に、ちゃんと目を治して下さいね！

ちゃんと見ているつもりでも、見ていない、見えていない。
この半世紀以上、私が見落としていたこと、気づかなかったこと、誤解していたこと、
たくさんあったと思います。ちゃんと見えていたなら、違う世界が見えていたのかな。
違う人と、違う道を歩んでいたのかな。
Uちゃん、愛のある毒舌をありがとう💓
人生100年時代。まだまだ夢の途中。これから、これから😊

Uちゃんは、クッキーマニア。いろいろなお店の美味しいクッキーを教えてくれます。
高級店や限定もの、箱や缶が可愛いものetc.。ときどきプレゼントしてくれます😊
写真は、私の手作りクッキー。お花も食べられまーす🌸

くまくま姉さん🧸

私は、思うところがあって、離婚調停では弁護士を立てずに、ひとりで挑みました。
３回で成立したのですが、その３回とも、ひとりで出廷しました。もちろん、事前に
準備はしました、ひとりで。
（どんな準備をしたか、詳しくは、別の機会にお話しますね。）
離婚や離婚調停の本を読み漁り、自己啓発本や、就活用の「面接必勝法」のような
本も読みました。弁護士事務所を調べ、行政主催の無料の法律相談にも行きました。
調停員さんとお話する際の資料も作り、出廷時の洋服も用意しました。ひとりで。
傍から見たら、孤独な闘いに見えたかもしれませんね😞

基本的に、調停員さん（２名）は「中立」の立場で、あくまでも公平に、双方に
とって一番よい形で、且つ、できる限り早く終わらせるように物事を進めて
いきます。裁判ではなく調停ですが、それでも弁護士をつける人が少なくありません。
私の知人には、途中交替を含め計4名の弁護士さんに頼んだ強者もいます。

待合室で自分の番がくるのを待っている時は、弁護士さんに頼めばよかったかな、
なんて思ったこともあります。いくら準備をしていても、やはりひとりでいると
心細いんですよ💦待合室で、弁護士さんと事前に打ち合わせをしたり、相手の愚痴
を言っている人を見ると、いいなあ、って。でも、弁護士さんに頼むと費用もかかり
ます。また、どんな事務所の誰に頼むかで、結果にも違いがあるでしょう。
調停が成立せず、裁判になるケースは稀みたいですけど、慰謝料の金額等に違いが
出るのは予想できます。また、片方が別れたいのに、もう片方が別れたくない場合、
調停員さんの意向もかかわると思いますが、かなり弁護士さんの腕前次第なところも
ありますよね。

私の場合、行政の法律相談の際にお話した弁護士さんが、たまたま年数の浅い若手の
女性で、ご自身は未婚。あまり結婚・離婚には詳しくないようでした。
「このくらいの若手弁護士さんに高いお金を出すなら、いっそ、素人でも人生の
ベテランの私がやってみよう」なんて思ったんです。中堅やベテラン弁護士さんなら
安心して頼めるのでしょうが、費用は増すでしょう。芸能人のように莫大な慰謝料や
溢れる財産をめぐっているわけではないので、費用対効果を考え、自分でやることに
決めたんです。そして、やれたんです✨私にとって有利な形で終えられたんです✊

でも・・・ひとりで肩ひじ張って、孤独に頑張ったわけじゃないですよ。両親、妹は
もちろん、親しい友達に相談したり、愚痴を聞いてもらったり、叱咤激励してもらったり。時には伯父伯母や元上司に知恵を借りたり💡

調停は、1ケ月に1回くらいのペースで行われます。私は3回で終わりましたが、年末
年始の時期を挟んだので、4ケ月かかりました。その間、一番大切なのは「健康」、
心身の健康です🍀健康じゃないと、毎回の調停の準備も万全にできませんし、何より
出廷できなくなっては大変です。ひとりでやる、でもひとりだけで頑張らない。
周りの人たちの支えがあったから、慰め励まし味方になってくれる人たちがいたから、
安心して勇気をもって闘えたのだと思います😊

今日のくま🧸これは、昨年の冬、友達からのプレゼント。
たぶん、クリスマスリースだと思うんですけど、とても気に入ったので
昨年末から、ずーっと寝室の壁に飾っています💓癒されます😊

くまくま姉さん🧸