くまくま姉さんのひとりごと 

バツイチ50代バブルの生き残りが、恋愛・結婚・離婚について語ります。悩める方も、そうでない方も、楽しんでいただけたら嬉しいです!

愛情の反対は、憎しみ? ~元夫に思うこと~

「愛の反対は憎悪ではない。無関心だ」
 by マザー・テレサ


マザー・テレサが言うことには「愛情の反対は、憎しみではなく無関心」なのだそうです。
彼女が発言する前に、ユダヤ系の教育学者の方が言ったとかという説もあるようですが。


愛も憎しみも、何らかの感情が相手に向かっている状態ですけど、無関心っていうのは、
相手に対して何の興味もなく、何の感情も向いていない状態ですよね。
「愛」の反対は、「憎しみ」か、はたまた「無関心」か⁉️どっち⁉️


そこで💡以前、私と同じく離婚経験のある友人知人に、元旦那さんについてどう思って
いるかを尋ねたことがあるので、思い出してみました。少しは、ヒントになるかもしれ
ません。


①Aさん(調停離婚経験者 女性 バツイチ・子供あり)
「元旦那への気持ち⁉️ ひとこと、『死ね‼️』それしかない」
彼女も調停離婚だったのですが、成立まで大変だったそうです。彼女いわく、
「元旦那は外面が良くて、口が上手いから、調停員さんをだまくらかしちゃって。
嘘ばっかり言ってるのに、調停員さんは全部信じちゃうし。私が悪者にされちゃって。
私のワガママや誤解で離婚騒ぎになったみたいに思われて。『お子さんのためにも、もう
一度考え直したほうがいい』なんて言われて。そりゃあもう、大変だったんだから。
子供とは定期的に会わせてるけど、子供にもいろいろ吹き込んでいるみたいだし」
「頭くる‼️」「本当に『死ね‼️』って感じ」
※離婚の原因は、元旦那さんのなまけ癖、働かない、生活費入れない、言葉の暴力、etc.


②Bさん(協議離婚経験者 女性 バツイチ・子供なし)
「元旦那のことねぇ‥‥う〜ん‥‥」
「裏切られて、悔しいとか、憎たらしいとか、いろいろ思うところがある。申し訳なかったとも思ってる。自分の仕事のことばかり優先させて、あんまりいい奥さんじゃなかったかもしれないし」「今頃どうしてるかな、幸せだったらいいな」
※離婚の原因は、元旦那さんの浮気・・・というか、本気💦


離婚の理由も、離婚までの経緯も、人それぞれ。別れた相手への思いも、それぞれ。


で💡愛の反義語は、憎しみ⁉️それとも、無関心⁉️どちらが正解なんでしょうか?


私は、正直、元夫が、いまどこで誰と何をして、どんな暮らしをしていようが、全く気にならない状態です。何の思いもありません。Aさんみたいに「死ね」なんて思わないし、そんな強い感情がない。だからといって、Bさんみたいに「幸せでいて」なんて気持ちもない。愛どころか、何の感情も残ってないんです。どんな気持ちも向かないし、関心が無いんです。要するに「どうでもいい」のです。たぶん、もう完全に「アカの他人」になったんだと思います。「あまり話をしたことがない、学生時代の同級生」みたいな。「そういえば、そんな人、会社にいたなあ」みたいな。


だから、私にとっての「愛」の反対は「無関心」。でも、あくまでも、私にとって、です。人それぞれで、いいと思います。大学入試や資格試験で出題されるわけじゃないし(笑)


で💡結局、私は元夫のことをどう思っているのか。ひとことで言うとしたら?
「生まれ変わって私をみつけたとしても、声をかけたりしないでね‼️」です。(笑)

久しぶりに「今日のくま🧸」を。写真は昨年秋のもので、湾岸のラウンジにて。
ちょっぴり奮発して、くまくん付きのプランで予約をしたら、テーブルの上に
スタンバイしてお出迎えしてくれました💓


くまくま🧸姉さん

密室でふたりきり ~義実家あるある?(ないない)~

秋篠宮家の眞子さまが、今月26日に正式ご結婚されると発表されましたね。
ご結婚後は、NYでお暮しになるご予定とか。お相手には、独特で強烈な個性をお持ち
(と思われる)であるお母さまがいらっしゃいますけど、NYと横浜、離れて暮らすのなら、あまり嫁姑問題に悩むこともないのかな、なんて思ってみたり。


ひとり息子を溺愛する、強烈な個性をもったママ。
そんな女性が義母になったら、それはそれは刺激的な日々を過ごせること、間違いなし!


元夫は転勤族で、わたしたちは地方都市に住んでいました。なので都内にある元義実家に
帰省する際は、泊りがけでした。そう頻繁に帰省するわけではないので、私たちが行くと
元義母は大騒ぎです。いつもしかめっ面した気難しい元義父も、目尻が下がり気味です。


家に着いたら、挨拶もそこそこ、元義母がおめかしして元夫を連れ出します。
家事が苦手でお出かけ大好き、そして何より息子大好きな彼女は、満面の笑みを浮かべて
私に言い放ちます。「〇〇ちゃん(元夫)の運転で、お買い物いってくるわね~。
たくさんお買い物するから、荷物持ちには、パパより〇〇ちゃんがいいのよ~」
「すぐに帰ってくるから、くまくま🧸さんはパパとお留守番よろしくね~」


ねえ、〇〇ちゃん!!ママを止めてよ!!お出かけなら、4人で行こうよ!
全身全霊で訴え、目で合図しても、元夫は見て見ぬふり。
うん、パパにはもちろん、ママにだって逆らえないんだよね。うん、わかってる。


残された私は、元義父とふたりきり💦長~いお留守番です。
「くまくま🧸さん、ちょっと見せたいものがあるんだけどね」
いつの間にかテーブルに積まれたアルバムらしきものの山をドヤ顔で指差し、リビングの
長椅子に座った元義父からラブコールが。仕方なしに、人ひとり分を開けて隣に座ると、
元義父は、人ひとり分を詰めて座りなおします💦そして、上から順番に、1ページ目から
1枚1枚ていねいに、写真の説明をしてくれます。写真より、目の前の元義父の超どアップの
顔面に、意識がいってしまいます💦至近距離からの声が、耳から脳にダイレクトに響きます。少し動いたら、膝と膝がくっつきそうです。


「お、お義父さん、コーヒーでも入れますね」「ああ、あとでね」
「お、お、お義父さん、お菓子でも出しましょうか」「ああ、あとでね」
「〇〇さんたち、遅いですね」(遅い、遅すぎる!怒) 「そう?いいんじゃない?」


数時間後、元夫と元義母は、たくさんの紙袋とケーキの箱とともに帰ってきました。
元夫は悪びれもせず「くまくま🧸、お土産いっぱい買ってきたよ~」
可愛い坊やとのデートを満喫した元義母は超絶ゴキゲン、鼻歌まじりです。
私は至近距離で義父の顔のドアップを見続けたせいで、ず~っと自慢話と武勇伝を
聞かされたせいで、いやいや、何より義父という名の赤の他人の熟年男性と、密室で
ぴったり寄り添い💦ふたりきりの時間を過ごしたせいで、精魂尽き果てていました。

今日の甘いもの。写真が見えにくくて分かりづらいかもなのですが💦
くまくま🧸作、ダークチェリーのチョコレートケーキです🍒ちょっとドイツ風です。
義実家の近くに、お洒落で美味しいケーキ屋さんがありました。そこのケーキを食べる
のは楽しみだったな😊


くまくま🧸姉さん

天からのお告げ❓ ~雨の結婚式☔~

大型で非常に強い台風16号が接近中で、首都圏にある、くまくま🧸の住む町も
朝から雨、雨、雨。テレビのニュースで伊豆七島や関東沿岸部の様子を見て、
被害がないよう、無事を祈るばかりです。


雨、雨、雨。雨で思い出すのが、私の結婚式。


結婚式は、都内の某神社で。その後、車で10分足らずの披露宴会場へ。土日の大安吉日で
神社と披露宴会場の都合を調整して、日時を決めました。季節的なこともあり、当日は
まず晴れだろう・・・そう思っていました。


実は私、生粋の晴れ女なんです。記憶にある限り、誕生日はいつも晴れで、雨の記憶は
ありません。半世紀生きていれば、何度か雨の日もあったと思いますが💦でも、ほとんど毎年、誕生日の空は青く、お日様がキラキラ眩しく、空を見上げるだけで幸せになった
ものです。小中高大、入学式も晴れ、卒業式も晴れ。高校の卒業式だけは、雪が降って
いましたが。大学の卒業式も快晴、しかも、その年は桜の開花が早く、満開の桜がとても
綺麗だったこと、母の喜ぶ姿が凄く嬉しかったことは、色あせない思い出です。


結婚式当日の朝も、快晴とはいかないまでも、うっすら陽が差していて、このまま少しずつ
晴れていきそうな空模様でした。が!!!テレビの天気予報は、どこを見ても「午後から
小雨」。でも、私はめげません。「天気予報だって、ハズれるからね~」なんて、晴れを
信じて疑いませんでした。

昼過ぎからの、神社での結婚式。お式を始める頃までは空も持ちこたえていましたが、
本殿にお詣りする頃に、ぽつぽつと雨が降り出してきました。介添えの方が、私たち
新郎新婦が濡れないよう、朱色をした大きな和傘をさしかけてくれました。
「しっとりした、情緒あるお式になったね」
「雨降って、地固まる、っていうしね」
参列者の皆さんは、優しい笑顔で口々にそう言ってくれました。


でも。晴れ女の私は、モヤモヤが消えません。
そして、もうひとり。私より遥かに強力な晴れ女の母も、モヤモヤしていました。
「おかしいわね。お母さんも、くまくま🧸も、晴れ女なのに。お母さんが、くまくま🧸を
産んだ日も、そりゃあ良いお天気だったのよ。〇〇くん(元夫)、よっぽど雨男なのね」
そう話しながら、ふたりでモヤモヤしていました。せっかく盛装して来てくれたお客様が
濡れてしまうのが申し訳ない、そういう気持ちもありました。それに、披露宴の会場が
窓からの眺めが素敵な場所だったので、雨だと景色が見えなくなるかな、そんなことも
気になっていました。でも、そんな目の前の心配だけではなかったのだと思います。
「おめでたい日は、いつもお日様と青空が祝ってくれる」。
そう思っていた私たち母娘の胸には、たぶん、何か納得できないものがあったのです。


その後、雨の影響は全く関係なく、披露宴、二次会と、和やかにつつがなく宴は続きました。結局、午後からの雨は深夜まで降り続いていました。


時が経ち、3回目の離婚調停の日。その日の朝も、冷たい雨が降っていました。
この日の調停で無事に離婚が成立し、家裁を出た時には、雨も止んで薄日が差し始めて
いました。柔らかい日差しが、新しい門出を優しく祝ってくれている気がしました。


結婚式の日の雨は、天からのお告げだったのでしょうか。
お日様は、本当におめでたい日にだけ、お祝いしてくれるのかもしれません🌈

今日の甘いもの。昨日アップしたアップルパイの全貌(笑)、ワンホールです。
少し不格好なのは、ご愛敬💦手作りの「味」だと思って下さいね~😊


くまくま🧸姉さん