くまくま姉さんのひとりごと 

バツイチ50代バブルの生き残りが、恋愛・結婚・離婚について語ります。悩める方も、そうでない方も、楽しんでいただけたら嬉しいです!

天からのお告げ❓ ~雨の結婚式☔~

大型で非常に強い台風16号が接近中で、首都圏にある、くまくま🧸の住む町も
朝から雨、雨、雨。テレビのニュースで伊豆七島や関東沿岸部の様子を見て、
被害がないよう、無事を祈るばかりです。


雨、雨、雨。雨で思い出すのが、私の結婚式。


結婚式は、都内の某神社で。その後、車で10分足らずの披露宴会場へ。土日の大安吉日で
神社と披露宴会場の都合を調整して、日時を決めました。季節的なこともあり、当日は
まず晴れだろう・・・そう思っていました。


実は私、生粋の晴れ女なんです。記憶にある限り、誕生日はいつも晴れで、雨の記憶は
ありません。半世紀生きていれば、何度か雨の日もあったと思いますが💦でも、ほとんど毎年、誕生日の空は青く、お日様がキラキラ眩しく、空を見上げるだけで幸せになった
ものです。小中高大、入学式も晴れ、卒業式も晴れ。高校の卒業式だけは、雪が降って
いましたが。大学の卒業式も快晴、しかも、その年は桜の開花が早く、満開の桜がとても
綺麗だったこと、母の喜ぶ姿が凄く嬉しかったことは、色あせない思い出です。


結婚式当日の朝も、快晴とはいかないまでも、うっすら陽が差していて、このまま少しずつ
晴れていきそうな空模様でした。が!!!テレビの天気予報は、どこを見ても「午後から
小雨」。でも、私はめげません。「天気予報だって、ハズれるからね~」なんて、晴れを
信じて疑いませんでした。

昼過ぎからの、神社での結婚式。お式を始める頃までは空も持ちこたえていましたが、
本殿にお詣りする頃に、ぽつぽつと雨が降り出してきました。介添えの方が、私たち
新郎新婦が濡れないよう、朱色をした大きな和傘をさしかけてくれました。
「しっとりした、情緒あるお式になったね」
「雨降って、地固まる、っていうしね」
参列者の皆さんは、優しい笑顔で口々にそう言ってくれました。


でも。晴れ女の私は、モヤモヤが消えません。
そして、もうひとり。私より遥かに強力な晴れ女の母も、モヤモヤしていました。
「おかしいわね。お母さんも、くまくま🧸も、晴れ女なのに。お母さんが、くまくま🧸を
産んだ日も、そりゃあ良いお天気だったのよ。〇〇くん(元夫)、よっぽど雨男なのね」
そう話しながら、ふたりでモヤモヤしていました。せっかく盛装して来てくれたお客様が
濡れてしまうのが申し訳ない、そういう気持ちもありました。それに、披露宴の会場が
窓からの眺めが素敵な場所だったので、雨だと景色が見えなくなるかな、そんなことも
気になっていました。でも、そんな目の前の心配だけではなかったのだと思います。
「おめでたい日は、いつもお日様と青空が祝ってくれる」。
そう思っていた私たち母娘の胸には、たぶん、何か納得できないものがあったのです。


その後、雨の影響は全く関係なく、披露宴、二次会と、和やかにつつがなく宴は続きました。結局、午後からの雨は深夜まで降り続いていました。


時が経ち、3回目の離婚調停の日。その日の朝も、冷たい雨が降っていました。
この日の調停で無事に離婚が成立し、家裁を出た時には、雨も止んで薄日が差し始めて
いました。柔らかい日差しが、新しい門出を優しく祝ってくれている気がしました。


結婚式の日の雨は、天からのお告げだったのでしょうか。
お日様は、本当におめでたい日にだけ、お祝いしてくれるのかもしれません🌈

今日の甘いもの。昨日アップしたアップルパイの全貌(笑)、ワンホールです。
少し不格好なのは、ご愛敬💦手作りの「味」だと思って下さいね~😊


くまくま🧸姉さん