くまくま姉さんのひとりごと 

バツイチ50代バブルの生き残りが、恋愛・結婚・離婚について語ります。悩める方も、そうでない方も、楽しんでいただけたら嬉しいです!

私が「やりたい」だけなんですが・・・

今日は朝から冷え込んで、寒い一日でした。急に寒くなったので、紅葉も一気に
進みそうです🍁結婚していた頃は、この季節になると、毎晩、夫に聞いていました。
「明日の朝ごはん、どうする?パン?それとも、おうどん?」
たいてい、夫(元ですよ、元!もと!!)はこう答えていました。「おうどん!」


夫は冷え性で、お腹も弱い方でした。なので、寒い朝のうどんは、体が温まるし美味しいし
いいことづくめだったみたいです。ちなみに、夫のいう「おうどん」は「鍋焼きうどん」
のことです。具材は夜のうちに用意して、朝、一人前の土鍋で、ぱぱっと作ります。具も、
いくつかパターンを用意してマンネリ防止しつつ、栄養バランスを考えます。お漬物と
果物も欠かしません。前夜の残り物の煮物なんかがあれば、一緒に出します。
会社も仕事も、わりと厳しくてハードだったので、とにかく家での食事は美味しくて栄養
バランスが取れて、元気とやる気が出るものを、と心掛けていました。私は、料理が好きなこともあり、内助の功よろしく、食事作りと栄養管理は、わりと楽しく続けていました。


そんな生活が続いていたある日、夫の出張に合わせ、私はひとり実家に帰省しました。
その際、私の帰省に合わせて、元同僚たちが飲み会を開催してくれました。メンバーは、
現役時代に一緒に猛烈に働き、猛烈に飲み、猛烈に語り合った、気心知れた仲間たちです。
久しぶりということもあり、みんな少しばかり飲み過ぎています。話題も、会話の内容も
何の遠慮もありません。本音トークです。


仲間A「〇〇さん(元夫のことです)、だいぶ服の趣味が変わったよね?なんか、
   前よりシュッとした感じだよね。お洒落になった気がする」
私「本当?良かった(喜)毎朝、私がスタイリストしてるの。彼ね、ネクタイだけは
  こだわりがあるから、ネクタイだけ選んでもらって。あとはスーツもシャツも靴下も、
  靴も私が選ぶの」
仲間B「そうなんだ、だからなんだね。前は結構ヨレヨレだったのに」
私「(ヨレヨレだなんて、怒)帰ってきたら、上着はスチームかけて、パンツはプレッ
  サーにかけてるし。靴にも脱臭剤入れてるし。スーツはこまめにクリーニング
  出してるし。ワイシャツは、うちで洗ってアイロンかけしてるし 」
仲間B「そんなことも?くまくま🧸ちゃんが?」
私「もちろん。靴磨きもしてるよ。時間あるからね、専業主婦だし、まだ子供もいないし」
仲間C「会社の人、遊びに来たりするんですか?ご飯食べにきたりとか」
私「うん。たいてい、昼休みに電話がきて『今日、〇〇と〇〇連れて帰るから、夕飯
  頼むね~。お酒は補充して帰るから』って感じ。それから買い物して用意して・・・」
仲間C「当日の昼に電話だとぉ?〇〇のくせに、生意気っ!」
義実家との付き合い、休日の過ごし方、その他もろもろへの質問に、私は聞かれるままに
答えていました。そして、ご飯のメニューのことを聞かれたとき、秋冬の朝ごはんの話を
したところ、みんなブヒブヒ怒り出しました。
一同「なんだとぉ~!朝から鍋焼きうどんだとぉ~!何様だよ~!」


そして、仲間のひとりが、キッと目を吊り上げて、私を見ていいました。
仲間D「〇〇さん、くまくま🧸ちゃんに、そんなことまでやらせてるの?」
仲間A・B・C「ムカつく~!」
んっ?私、別に、やらされている訳じゃないんだけど。好きでやってるんだけど。
どうして、みんな怒っているんだろう。
私「あのね、やらされている訳じゃないの。私が、やりたいだけなの。
  だってほら、お仕事大変だし、仕事以外は楽させてあげたいし」
一同「いや、そんな大変な仕事してないから!そんな甲斐性ないから!」
  
時が経ち、いつしか私も、「やりたい」から「やらなくちゃ」へ、
そして「やりたくない」「やる気もない」になっていったのでした・・・。

今日の甘いもの。くまくま🧸作、アプリコットのタルト。
アプリコットは缶詰のものを使用。少しお洒落にしたくて、ピスタチオを飾って
みました😊アプリコット、ちょっと小さかったのが残念💦数も少なかったな。
果物はたっぷりが良いですからね💓次回はアプリコットまみれにしちゃおう(`・ω・´)b


くまくま🧸姉さん